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押尾学の初公判



 《東京都内のマンションで合成麻薬MDMAを服用したとして、麻薬取締法違反の罪に問われた元俳優、押尾学被告(31)の初公判が23日午後1時30分、東京地裁425号法廷で始まった。事件をめぐっては、押尾被告が一緒にMDMAを服用したとみられるホステスの女性(30)が遺体で見つかり、警視庁が捜査を続けている。いまだ解決されていない多くのナゾ。押尾被告は法廷で何を語るのか》
 《起訴状などによると、押尾被告は今年8月2日、東京都港区にある「六本木ヒルズ」のマンションの一室で、MDMAの錠剤を飲んだとされる》


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 《捜査関係者によると、押尾被告は同日午後2時半ごろ、女性と部屋で落ち合い、一緒にMDMAを飲んだが、6時半ごろになって、女性に異変が起きた。押尾被告は7時ごろ、知人男性に「大変なことになった」などと連絡。約40分後に到着した知人男性らが午後9時20分ごろ、119番通報したが、救急隊が到着したときには女性は死亡していた。押尾被告もすでに部屋を出ていた。押尾被告は翌3日午後になって警視庁麻布署に出頭、逮捕された。女性の両親は、こうした経緯から、女性の死亡経緯についても徹底捜査を求めている。押尾被告は逮捕後、女優の矢田亜希子さん(30)と離婚。同月31日に保釈された後、報道陣の前に現れ、事件について謝罪するなどしたが、その後は、公の場所に姿を現していない。どういう姿を見せるのか。開廷1分前の午後1時29分、裁判官席に向かって左側の入り口から押尾被告が入ってきた。保釈の時と比べると短く刈り込んだ頭髪。左部分が白くなっているのがはっきり分かる。グレーのスーツにストライプのネクタイを締めて、固い表情で、弁護人席前の被告席に座った。一息置いて井口修裁判官が開廷を宣言する》

裁判官 「では始めます。被告人前へ」

《押尾被告が中央の証言台へ立つ。裁判官が名前や職業などを確認する》

裁判官 「名前は」

押尾被告 「押尾学です

裁判官 「職業は」

押尾被告 「無職です

 《「無職」。押尾被告は自分の職業を説明した。次に検察官が「被告は法定除外事由がないのに平成21年8月2日…」と、起訴状の朗読をした》

裁判官 「検察官が言っていることに間違いはありませんか」

押尾被告 「ありません

 《低い声で、起訴内容を認めた押尾被告は、ゆっくりと被告席に戻った。検察官が冒頭陳述を読み始める。押尾被告は固い表情を崩さず、半ばうつむいたまま、じっと聞いている》

検察官 「被告は東京都日野市に生まれました。高校中退でバンド活動を始め…」

 《押尾被告の経歴を説明した後、検察官はMDMA服用の経緯を改めて説明する》

 「被告は平成21年8月2日東京都港区六本木6丁目12番2号所在のマンション『六本木ヒルズレジデンス』B棟○号室(実際の部屋番号)において、麻薬MDMAを含有する錠剤を飲み…」

 「なお同室は、被告人の知人である(女性)会社社長の部屋であり、平成21年6月ころから同室を使わせてもらっていた」

 《冒頭陳述を読み終えた検察官。これに対して、押尾被告の弁護人が立ち上がり、あらかじめ検察側が提出している一部の証拠に対して「不同意」を表明する》

弁護人 「携帯電話の写真撮影書、写真撮影報告書、供述調書については不同意、その余については同意します」

《押尾被告の携帯電話は、事件後、マンションの植え込みに捨てられており、警視庁が発見。そのシーンがテレビ番組で報道された。弁護側は、こうした経緯のある携帯電話の関連証拠について、“異議”を唱えているようだ。続いて、検察官が立ち上がり、MDMAの鑑定書など、次々に証拠を挙げていく。押尾被告は、ときおりまばたきをするが、ほとんど表情を変えず、じっとそれを聞いている》

 《検察官は押尾被告の供述調書を読み上げる

 「私は日野市に生まれ、4歳の時、父親の会社の転勤で、アメリカのロサンゼルスへと引っ越しました。帰国後、都内にある私立中学に入り、在学中はサッカー部にいました。高2になると、サッカーより音楽で身を立てたいと思い、高校を中退し…」

 《供述調書では、その後、俳優になり、渡米、結婚、事件後には所属事務所エイベックスを解雇されるまでの経歴を押尾被告が語っている

 「(事件で使っていた)部屋は(女性)会社社長に『使って良いわよ』と言われ、使っていたものです」

 《ここまで、供述調書の内容を読み上げた検察官。今度は事件前の様子について、押尾被告が語ったという供述調書を読み上げ始めた》

次に、今年7月28日に帰国し、○○ちゃん(ホステスの女性の源氏名からとったとみられる愛称)が現れるまでのことについて話します。29日には(川崎市の自宅から東京の)代官山へ家族で食事に行きました。帰ってきて妻とケンカし、六本木のマンションに行きました。8月1日に六本木マンションから一度川崎のマンションに戻りましたが、また六本木に戻りました。2日には○○ちゃんが来るというので、午前中から『何時に来る』とメールを打ちました。マネージャーらとそば屋に食事に行き、午後2時半ごろ、戻ってきましたが、○○ちゃんから、メールが来たのでマネージャーらに『帰ってくれ』と言いました。私はMDMAについて、『いままでやったことがなく、今回初めてやった』と言いましたが、よく考えると、2年前にアメリカのクラブで飲んだことがありました。今年に入っても、六本木で飲んだことがありました

 《供述調書の中で、押尾被告はMDMAを以前から服用していたことを認めた。検察官はさらに調書を読み続ける》

by a19750601 | 2009-10-23 19:11