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酒井法子 初公判 検察側、懲役1年6月を求刑

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覚せい剤取締法違反の罪に問われている女優の酒井法子は、2009年10月26日に東京地裁で開かれた初公判で起訴事実を全面的に認めた。テレビ各局は、通常の番組を拡大して速報。芸能界や法曹界から多くのコメンテーターが出演したが、「奥さんとしても妻としても資格のない人」とか「検察の『簡単には(裁判所に)執行猶予を出させない』という姿勢が表れている」といった、被告に厳しい見方も出た。

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初公判では、20席の一般向け傍聴席に対して、6615人が、裁判所近くの日比谷公園に列を作った。使用された法廷が、他の「大事件」と比べて小さかったこともあって、競争率は過去最高の330.75倍を記録した。

「介護の勉強をしていきたい」

公判では、酒井被告は起訴内容を全面的に認めた上で、夫の高相祐一被告(41)と離婚する意向を涙ながらに表明。今後については、「介護の勉強をしていきたい」などと述べた。

初公判をめぐっては、テレビ各局も特別体制で報じ、様々なコメンテーターが登場した。その中では、酒井被告に対して厳しい見方をするものも少なくなかった。

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各識者のコメントの中で共通しているのが、「酒井被告が犯行の様子を正直に話している」といった趣旨のものだ。

例えばTBSの「ひるおび!」では、覚せい剤の入手経路について、酒井被告と高相被告との証言が大筋で一致していることから、元麻薬取締官の浦上厚さんが、

「(酒井被告は)今、うそをつけない気持ちになっている」

とコメント。元警視庁捜査1課長の田宮榮一さんも、

「だんだん、真実に近づいてきた。『(覚せい剤を)使わないと疲れてしょうがない』といったような禁断症状ですね」
と、禁断症状についても率直に証言していることを指摘。八代英輝弁護士も、

「正直に語っている、という印象がある」

と、これに同調した。各コメンテーターの評価がおおむね一致したTBSに対して、コメンテーターの間の温度差が浮き彫りになったのがテレビ朝日の「ワイド!スクランブル」だ。

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「奥さんとしても妻としても資格のない人。腹立たしい」

検察出身の大澤孝征弁護士は、薬物依存から抜け出すためには、高相被告との関係を断ち切ることが重要だと主張。その上で、酒井被告が公判の中で高相被告と離婚することを明言しなかったことについて、

「『こういう人とやっていくつもりはない』と言ったほうが。本当は良かったのかも知れない。その辺があいまいと受け取られる余地がある」


と、酒井被告に不利になる可能性があることを指摘。

さらに、

「検察による被告人質問が非常に長かった。おそらく、弁護側よりも長かったと思います。これは、『簡単には(裁判所に)執行猶予は出させない』という意志の表れでしょう。苛め抜いて、厳しい追及をしている最中。これは被告人のためにもなるはずです」

と、  「必ずしも執行猶予が付くわけではない」  との見解を示した。

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一方、「酒井法子 孤独なうさぎ」(双葉社)著者の渡邊裕二さんは、酒井被告が「介護の仕事をしたい」と証言したことについて、

「現在、そう思っているだけで、日にちがたつにつれて、芸能界への復帰を、もしかしたら考え出してくるかもしれない。芸能関連でファッションの仕事もしていたので、(ファッションの)プロデュースをしてもいいだろうし、間口は広い」
と、芸能関連の仕事に復帰することについて楽観的だ。

また、よみうりテレビ(日本テレビ系)の「ミヤネ屋」では、うつみ宮土理さんが

「妻だったら(夫が覚せい剤を使っているのを知ったら)『やめなさい!』と驚くでしょう。覚せい剤は高価なはずなので、『いくらくらいかかるの?』って(聞くはず)。被告は経済観念がない。子どものことも考えていない。奥さんとしても妻としても資格のない人。腹立たしい」

と、酒井被告の「家庭人」としての資質に疑問を呈していた。

公判では、検察側が懲役1年6か月を求刑し、即日結審。判決は11月9日に言い渡されることが決まっている。

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テレビ特番 高視聴率

26日のテレビ番組で、民放キー局で唯一、閉廷までを生放送で詳報した
日本テレビの情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」第2部(午後2時55分~3時50分)の平均視聴率が、過去4週間平均を4.7ポイント上回る12.0%(関東地区)だった


TBSは情報バラエティー番組 「ひるおび!」 を約1時間延長し、「ひるおび!スペシャル酒井法子初公判」(午後1時50分~2時50分)を放送。
平均視聴率は5.9%(同)だった。同番組の午後(午前11時55分~午後1時50分)は5.4%(同)。


テレビ朝日は、午後1時までの情報番組 「ワイド!スクランブル」 を通常より2時間近く延ばし、「拡大スペシャル」(午後1時5分~3時)を放送。
平均視聴率は6.7%(同)を記録した。同番組の第2部(正午~午後1時5分)は7.6%(同)。

フジテレビは午後1時半からのドラマ 「嵐がくれたもの」 のスタートを30分間遅らせ、
その間に報道特別番組「酒井法子被告注目の初公判」(午後1時半~2時)を放送。平均視聴率は5.9%(同)だった。


NHKは通常の 「スタジオパークからこんにちは」 (午後1時5分~55分)で、東京地裁から届く被告関連の生ニュースも入れながら、同局解説委員が「芸能界の薬物乱用」をテーマに解説。番組平均視聴率は、過去4週間平均4.0%を1.9ポイント上回る5.9%となった。




 「保釈会見もそうだったけど、今回も相当シミュレーションしてきたなと思った」。裁判の印象をテリーはこう語った。

 被告人尋問に立った酒井被告は、「麻薬の害悪とは?」「どうすれば麻薬を断ち切れるか?」という弁護人の質問に、セリフを暗記したかのように滑らかに答え、「女優としてのしたたかさを感じた」という。

 だが、離婚について語った際、同被告が心の迷いを見せた瞬間があった。打ち合わせ済みとみられる弁護人尋問には、「夫と相談し、私としては離婚をし…」とその決意を語ったが、検察官の尋問には「そのことは主人と話すことができていない」と「話し合って決めたい」とあいまいな答えに変化した。

 被告の離婚発言はテリーが「本人だけの判断ではないのでは」と見るように、情状を勝ち取るための法廷戦術として口にしただけの疑いもある。

 また、やく氏は「麻薬で増幅された性の快楽の上にあった夫婦生活。あの気持ち良さから逃れるには、亭主から離れるしかない。酒井被告は『心の弱さ』というオブラートに包んだけど、『亭主がいると(覚せい剤を)使って(性交渉を)ヤっちゃいたくなる』ってことでしょう」と突き放した。


髪を後ろでまとめ、黒のジャケット&スカートで法廷に立った酒井被告に、かつてのトップアイドル、のりピーの面影はなかった。

 「私としては、離婚して…お互いに…更生する努力が必要だと思います」

 証言台に立った酒井被告は、弁護人質問で高相被告との決別を嗚咽まじりに、はっきりと口にした。

 取り調べ時の「夫と息子と3人で暮らしたい」という供述から一変。薬絶ちの“証拠”として、入手ルートでもある覚せい剤漬けだった夫との別離を前面に押し出した。初公判で、夫婦生活の継続を望んだ高相被告とは対照的だった。

 検察側質問で「祐一さんと離婚するの?」と念押しされた際も、酒井被告は「主人とは今(保釈中で)話すことができていないので、話し合った上で決めたい」とトーンダウンしたものの、離婚の意志は揺らがなかった。

 法廷での“決別宣言”は離婚にとどまらない。

 「今後は母の介護をしていきたい」と肺がん手術を受けた継母に尽くす決意を語り、さらに「福祉、看護、介護を勉強して、今後の仕事や生活に取り組んでいけたら」と今後の生活の糧として、介護の仕事を選ぶことを初めて吐露。芸能界引退の決意を示した。

 午後1時半から始まった法廷では、冒頭で起訴事実を全面的に認めた。

 「だいたい主人と使っていました」。覚せい剤に手を染めた理由について、弁護人質問で「4年前ごろ、夫に『スッキリするもの』と勧められて。自分が未熟でした」と明かした。

 本業の女優ではなく、慣れない音楽番組の司会に挑戦していた昨年夏に薬物を再開し、月1〜2回使用するほど常習になったことも素直に話した。当時を振り返り、「生活のリズムが乱れ、肉体的にも精神的にも疲れが取れるので、好奇心でやってしまった。私は周りに期待されると頑張りすぎるので…」と“自己分析”した。

 弁護人から「言いたいことは?」と促されると、「悪いのは私。本来、夫から覚せい剤を引き離すのが私の役目でした。本当に申し訳ありません」と法廷に響く声で改心をアピール。検察官とのやりとりでも、か細い声ながら「大変、軽率で反省しています。心の弱さがありましたが、今は一切やることはない」と強調した。

 最後に裁判官から、離れて暮らしている長男(10)について聞かれ、「子供には一番、悲しい思いをさせました。恥ずかしくない母親になるために一生懸命頑張ります」と涙ながらに語った。

 1時間の予定だった初公判は50分もオーバー。離婚、引退で更生を誓った酒井被告に検察側は1年6月を求刑し、即日結審した。一般人に戻り“さよなら、のりピー”の決断を下した元トップアイドルは11月9日、法廷で判決を待つ。

by a19750601 | 2009-10-26 16:05 |