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俳優の萩原健一容疑者を恐喝未遂で逮捕



映画出演料をめぐり、プロデューサーに現金を脅し取るための脅迫電話をかけたとして、警視庁池袋署は7日、恐喝未遂容疑で俳優の萩原健一(本名・萩原敬三)容疑者(54)=横浜市鶴見区=を逮捕した。同容疑者の逮捕は4度目となる。この日、“お騒がせ男”の自宅には早朝から報道陣が集まり、緊迫した雰囲気に包まれた。

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池袋署の調べによると、萩原容疑者は主役で出演予定だった昨秋公開の映画「透光の樹」を、撮影中のトラブルなどで降板した。

この際、出演料1500万円のうち、すでに受け取っていた750万円を除く残りのギャラをキャンセルされたとして、映画完成後の昨年6月29日、岡田裕プロデューサー(66)に対し、指定暴力団の名前などを出して、「払うものは払って」などと、同プロデューサーの留守番電話に吹き込んで、残りのギャラを要求し、脅し取ろうとした疑い。

 岡田プロデューサー側は昨年11月14日に刑事告訴していた。

 池袋署では、岡田プロデューサーの留守電に残されていた声が、萩原容疑者のものとみられるという声紋鑑定の結果を受け、6日に恐喝未遂容疑で逮捕状を請求していた。


萩原容疑者の自宅には、早朝から多数の報道陣が詰め掛けた=7日午前6時29分、横浜市鶴見区
 岡田プロデューサーによれば、同作は15年8月21日に金沢市でクランクインしたものの、撮影初日から萩原がスタッフに暴言や暴行を繰り返したたため、製作サイドが萩原容疑者側に「主役での続行は不可能」などと伝え、降板に至った。

 萩原容疑者が昨年10月の人身事故による釈明会見では、プロデューサーへの電話自体を否認していたことから、「誠意をもって謝る姿勢がない」などとして、製作側が告訴に踏み切った。

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先週発売された週刊誌上では、電話をした事実を認めながらも、「暴力団はハッタリだった」「甘んじて罰は受ける」とし、「脅してカネを請求するつもりなどなかった。契約書どおりに払ってくれ、と言いたかった」などと釈明していた。

 萩原容疑者は一方的に降板させられたとして、ギャラ全額の支払いを要求。製作者サイドは、「本人の責めによる債務不履行」として支払い済みのギャラ返還と再撮影などによる損害賠償を求めるなど、言い分は真っ向から対立している。

☆テレビ局記者1人"ご指名"で邸内に入り

 横浜市鶴見区にある萩原容疑者の自宅には、7日未明から報道陣が続々と駆けつけ、夜が明けるころには約40人にも達した。閑静な住宅街に建てられた1戸建ての自宅は人の出入りはなかったが、午前8時ごろ、テレビ局記者1人が"ご指名"で邸内に入り、一時緊迫した雰囲気が漂った。

 ■「透光の樹」 谷崎潤一郎賞を受賞した高樹のぶ子さんの同名小説を根岸吉太郎監督が映画化。主演は秋吉久美子さんと萩原容疑者に代わる永島敏行さん。25年ぶりに再会した男女の純愛を描いた。昨年10月公開。映画専門誌「キネマ旬報」が発表した昨年公開映画のベストテンでは邦画10位に選出された。



 ■萩原健一(はぎわら・けんいち) 昭和25年埼玉県与野市生まれ。聖橋高校を中退後、スカウトされ、42年、ザ・テンプターズのボーカルでデビュー。GSブームに乗って「神様おねがい」などのヒットを飛ばし、一躍アイドルに。47年には映画「約束」に出演して役者としての才能を開花。同年、「太陽にほえろ!」で第1話から「マカロニ刑事」として起用される。以後、数々の映画、ドラマに出演、50年には「おまえにほれた」でソロ歌手としてデビューする。

 58年に大麻所持、59年に飲酒運転、平成16年に人身事故で過去3回逮捕されている。60年11月には女優、倍賞美津子さんとの"2ショット"を写真週刊誌に撮影され、カメラマンと編集者に暴行し、書類送検された。昨年7月には、テレビ番組で「大麻解禁にしましょうか」と発言。その後、厚生労働省から注意を受け、「ジョークのつもりだった」と釈明するなど、数々の騒動を起こしている。

by a19750601 | 2005-02-07 13:54