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歌手 日吉ミミ 死す


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「男と女のお話」などのヒット曲で知られる


歌手の日吉ミミ(ひよし・みみ、本名・黒岩和子=くろいわ・かずこ)さんが


10日、すい臓がんで死去した。64歳だった。


告別式は近親者で済ませた。喪主は夫、黒岩慶三氏。


1970年に「男と女のお話」「男と女の数え唄」がヒット。


NHK紅白歌合戦に出場した。


ほかの代表曲に「世迷い言」「北風ぴゅうぴゅう」など。


2009年にすい臓がんの手術を受けた。



70年のヒット曲「男と女のお話」「男と女の数え唄」などのヒット曲で知られる歌手の日吉ミミ(ひよし・みみ、本名黒岩和子=くろいわ・かずこ)さんが10日午前5時30分、膵臓(すいぞう)がんのため都内の病院で死去した。64歳。さいたま市出身。
葬儀は近親者で済ませた。09年のがん手術後、抗がん剤治療を続けていた。来年のデビュー45周年に向けた活動に強い意欲を示していたが、かなわなかった。


日吉さんは09年にがんが見つかり入院。日吉ミミとしての再デビュー40周年記念シングル「言(こと)の葉の夢」が完成し、プロモーションに本腰を入れた矢先だった。

8時間の大手術を乗り越え、同年後半にはステージ復帰。
昨年5月には、病と闘いながら命の限り歌い続ける決意を込めた術後初のシングル「いのちのしずく」を発表。「歌を通じて生き抜くことへの思いを伝え続けたい」。

抗がん剤治療を続けながら、精力的にテレビ、ラジオなどで歌い続けた。しかし、今年6月に体調を崩し入院した。


病床では来年に控えたデビュー45周年を前に、記念曲のアイデアについて、夫で所属事務所社長の黒岩慶三さん(64)やレコード会社関係者らと直前まで活発に意見を交わしていた。

 「私は強く生きるのよ」と活動再開に向けて強い意欲を示していたが、10日朝、黒岩さんや親族にみとられながら息を引き取った。

最後の仕事は今年5月のNHKラジオ第1「歌の散歩道」への出演。東日本大震災で非常に心を痛めており、「苦難を乗り越えてほしい」とのメッセージを込めて「いのちのしずく」を流した。


最後のシングル

2010年5月26日発売 いのちのしずく

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by a19750601 | 2011-08-11 00:17 |