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前田敦子 AKB48 脱退

AKB48の前田敦子が25日、グループから脱退することを、

さいたまスーパーアリーナでのコンサート最終日のステージで発表した。


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号泣しながらも、「正直不安でいっぱいですが、たくさんいる後輩のためにも、私が卒業して、歩き出さないといけないと思います」とグループとの別れを宣言した。卒業時期や卒業後の活動については未定としている。

国民的人気グループの絶対的エースが発した言葉は、あまりに突然で衝撃的だった。コンサートのラスト1曲を残し、「私から話があります」と胸に手をあて、静かに目を閉じたあっちゃん。ただならぬ雰囲気にざわつく会場で、胸の内をゆっくりと語り始めた。


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 「私は14歳のときにAKB48のオーディションを受けました。それは人生で初めての大きな決断でした。そして、きょうここで、2回目の大きな決断をさせて下さい。私、前田敦子はAKB48を卒業します」。

大粒の涙をこぼしながら、2万5000人のファンに報告した。

23日には、念願だった東京ドーム公演が発表された。

14歳のころからみんなで夢見てきた夢がかなって、とても感動しました。それとともに、ハタチの夢に向かって歩き出さないといけないと、あらためて思うことができました

と決断の理由を説明。卒業時期は未定とし、

今すぐ辞めるわけではありません。決まり次第、皆さまの前でお伝えしたいと思います

と約束すると客席に向かって27秒間、頭を下げ続け、AKB48結成から6年間の応援への感謝を伝えた。

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2005年12月8日、AKB初公演のステージに立ったあっちゃんは、初期メンバーとしてグループとともに成長を続けた。結成当初からセンターポジションを任されてきたが、09年に行われた「第1回 選抜総選挙」で1位に輝き、名実ともにAKBの顔となった。

6年間支え合った高橋みなみ(20)は、昨年から卒業の意思を伝えられていたことを明かし、「本当は辞めてほしくないですけど、私たちに止める権利はないから、背中を皆で押してあげたい」と号泣。泣きじゃくった2人は、絆を確かめ合うように花道で抱き合った。

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青春のすべてを注いで、愛してやまないグループからの独り立ち。『AKBのエース』という称号を手放す瞬間から、前田敦子の歴史の第2幕が始まる。



秋元康は 「もう前田の好きにさせてあげたい」。

前田敦子 AKB48 脱退_c0144828_12234946.jpgアイドルグループAKB48の前田敦子(20歳)が、3月25日に行われた公演「業務連絡。頼むぞ、片山部長!inさいたまスーパーアリーナ」最終日に、グループからの卒業を発表した。これまでエースとしてAKB48をけん引してきた前田だけに、卒業はファンにとっても、メンバーにとっても衝撃のサプライズとなったが、この件について総合プロデューサーの秋元康氏がGoogle+でコメントを発表している。

これまで前田から何回か相談を受けていた秋元氏は「もちろん、引き止めました」としながらも、話し合いをしていく中で最終的には「自分で決めなさい」と決断を前田に委ね、「もし、発表するならSSAの最終日」と話していたそう。そして迎えた25日の公演で「前田が胸に手を当て、落ち着こうとしているのを見た時、『発表するつもりだな』と思いました」と、“その時”を振り返っている。

また、秋元氏は「前田敦子はストイックです。なあなあな関係が嫌いで自分を追い込みます。孤独です。自分への苛立ちが、時に誤解される“不機嫌さ”です。でも、みんなが自分に気を遣ってくれることもつらかったようです。このままAKBの心地いい環境にいたら、もっとわがままになってしまう自分が怖かったのかもしれません。だから、敢えて厳しい世界に飛び込もうと思ったのでしょう」と気持ちを代弁。


その上で「そんな不器用な前田を6年半もセンターに指名してしまったわけですから、もう前田の好きにさせてあげたいと思いました」と、最終的にこの決断に至った胸中を明かし、「具体的なことは、まだ何も決まっていませんが、みんなで前田の卒業を祝ってあげませんか?」とファンに呼びかけている。

前田は25日の公演のアンコールで、涙ながらに「私は14歳のときにAKBのオーディションを受けました。そのオーディションを受けることは私にとって、人生で初めての大きな決断でした。そして、今日ここで、2回目の大きな決断をさせてください。私、前田敦子はAKB48を卒業します」と、AKB48から卒業することを報告。具体的な時期については現時点では未定としている。

前田敦子 AKB48 脱退_c0144828_12281471.jpg2005年の「AKB48 オープニングメンバーオーディション」に合格し、AKB48の1期生となった前田は、グループ発足時から中心メンバーの一人として活躍。2009年の「AKB48 13thシングル選抜総選挙」では1位、2010年の「AKB48 17thシングル選抜総選挙」は2位、2011年の「AKB48 22ndシングル選抜総選挙」では1位となるなど、“不動のエース”として絶対的な人気を誇っている
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一方、AKB48の活動と並行して、2007年から女優としても映画やドラマに出演。昨年は映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」、ドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」(フジテレビ系)で共に初主演を務め、今年の冬ドラマ(1~3月期)では「最高の人生の終り方~エンディングプランナー~」(TBS系)に出演した。

所属事務所の太田プロダクションは「突然の発表でしたので、今後に関しては、今現在、何も決まっておりません。事務所も本日聞きました。突然のことでハッキリしたコメントはできませんが、本人ともよく話し合い、彼女の夢に向けて応援していきたいと思います」とした。
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by a19750601 | 2012-03-26 00:17