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流通ジャーナリスト 金子哲雄さん死去

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テレビ番組などで流通の仕組みを分かりやすく解説し、

親しまれた流通ジャーナリストの金子哲雄さんが、

2日午前、悪性腫瘍の1つ、肺カルチノイドのため、

東京都内の自宅で亡くなりました。41歳でした。



金子哲雄さんは、大学を卒業後、石油会社勤務を経て、経営コンサルタントとして独立しました。テレビやラジオの番組には流通ジャーナリストとして出演し、世界の行列のできる店の経営ノウハウなどを分かりやすく解説してきました。

このうち、NHKの朝の情報番組「あさイチ」では、野菜が高騰する仕組みや円高を暮らしに生かす方法などを紹介し、親しまれました。

金子さんは、去年6月に体調を崩し、療養を続けていましたが、2日午前1時18分、悪性腫瘍の1つ、肺カルチノイドのため亡くなりました。

通夜は4日、告別式は今月5日に、それぞれ東京・港区の心光院で営まれます。





追加 2012.10.04

金子哲雄さん通夜、800人参列

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がんの一種で約10万人に1人が発症する難病、肺カルチノイドで今月2日、死去した流通ジャーナリスト、金子哲雄さん10+ 件(享年41)の通夜が4日、東京・東麻布の心光院で営まれ、経済評論家の森永卓郎さん(55)ら約800人が参列した。

最後の生出演となった8月13日のニッポン放送「あなたとハッピー」で共演した垣花正アナウンサー(40)は「8月下旬に見舞いに行ったら『お墓や戒名、仕出しの料理まで決めた』と話してくれました」と涙ながらに明かした。そのとき、金子さんは同寺を選んだ理由について「近くの東京タワーを見たときに、金子哲雄というジャーナリストがいたことを思い出してほしい」と泣きながら語ったという。

この日のあいさつ状も準備していた。そこには「41歳で、人生における早期リタイヤ制度を利用させて頂いた」などと綴られ、ユーモアを交えて周囲を気遣っていた。

祭壇は白を基調に、大好きだったオレンジ色のバラがあしらわれ、4月に撮影した微笑む遺影が飾られた。控室には出演していたフジテレビ系「ホンマでっか!?TV」が流された。戒名は「慈雲院殿應救哲心居士(じうんいんでんおうきゅうてっしんこじ)」。優しい心と学問の智慧で人々が穏やかな生活を送れるよう救済し、来世で存分に学んでほしいとの願いが込められた。





追加 2012.10.05

c0144828_7503313.jpg死を前にして、これほどの覚悟とユーモアを持てるだろうか。思わず、自問自答してしまった。

41歳で死去した流通ジャーナリスト、金子哲雄さんが生前に書いた葬儀のあいさつ状が公開され、驚かされた。

しかも、みずからの死を「早期リタイア」とたとえていたからだ。


c0144828_7521830.jpg独特の舌足らずな口調と豊富な話題でテレビやラジオで活躍。

夫人へのプロポーズの言葉は「年収300万でも600万の生活を保証します」だったといい、節約術にたけた金子さんらしかった。

昨年6月に肺がんの一種の難病と診断されたが、一部の人にしか明かさず、死の直前まで電話取材に応じた仕事の鬼だった。


c0144828_7542321.jpgあいさつ状には早期リタイア後の「人生設計」について「心あたたまるハッピーな話題、おトクなネタを探して、歩き回り、情報発信を継続したい所存です」と綴っている。

ハッピーと言えば、ニッポン放送・朝の人気番組「あなたとハッピー」の常連で、パーソナリティー、垣花正アナとは同学年とあって公私ともに仲が良かった。


c0144828_756435.jpg垣花アナは「いつもリスナー目線で分かりやすく話してくれました。サービス精神が旺盛で、頼んでもいないのに、多彩な人脈を生かして番組スポンサーを見つけてきてくれたんです」と打ち明ける。4人姉弟のうち3人を先に病気で失っていた金子さん。「姉弟の分まで生きて、人の役に立ちたかったのでは」と垣花アナは振り返る。

鬼と呼ばれる人が減った昨今。折しも87歳で死去した名脇役、大滝秀治さんもそうだが、世の中をホッとさせる鬼は少ない。人々のおサイフに直結する経済情報分野で、金子さんに匹敵する若くて魅力的な人材が早く出てきてほしいものだ。


金子さんが女医に送った“覚悟のメール”
c0144828_881015.jpg「肺カルチノイド」という病名を初めて聞いた方も多いだろう。41歳の若さで急死した流通ジャーナリスト、金子哲雄さん。テレビ関係者も大いにショックを受けた。

 「金子さんが、『肺に影があるんだ』『手術できないといわれた』などと相談していた数少ない知人が、美人女医のおおたわ史絵さん。最後には『派手な千秋楽を迎えようと思います』と覚悟のメールが届いていたことを番組で明かしていました



c0144828_8464353.jpg金子 哲雄 (かねこ てつお、1971年(昭和46年)4月30日

日本の流通ジャーナリスト、プライスアナリスト、中小企業診断士(経済産業大臣登録)。各種メディアに登場する際には、肩書きを「流通ジャーナリスト」に統一していた。
千葉県生まれの神奈川県横浜市育ち。
子供の頃より、スーパーのチラシを比較するのが好きだった。そのことが流通ジャーナリストになる理由になった。慶應義塾大学文学部へ進学。姉と弟2人がいたが、いずれも病死してしまったため、姉弟のぶんも生きようと意識していたという。
2012年10月2日(満41歳没)



by a19750601 | 2012-10-02 21:01