酒井法子 復帰会見
今の職業は女優業です
平成21年に覚せい剤取締法違反の罪で有罪判決を受けた酒井法子が
24日午後、東京都内で記者会見を開き、
12月に上演する舞台「碧空の狂詩曲~お市の方外伝~」に主演して、
女優に復帰すると発表した。
酒井は 「長くつらい日々でしたが、今日という日を迎えられたことに感謝したい」
と話した。「介護について勉強したい」と大学に入学したものの
もう一度、表現する側に立ちたいという気持ちが大きくなった」 と
復帰の理由を明らかにした。
報道陣からの質問には時折、顔にハンカチを当てながら、
言葉を選んで答えた。“ノリピー語”で今の気持ちを表現するよう
求められたときは、戸惑いながら「マンモスうれぴー」と
言い、笑顔を見せた。
復帰作は12月に東京都内で上演。
酒井は織田信長の妹であるお市の方役で出演する。
「本日はお忙しい中、お集まりいただきまして、心より感謝いたしております。ありがとうございます。今日、11月24日より、新たに再スタートをさせていただきます酒井法子です。どうぞよろしくお願いします」
--執行猶予が明けた気持ちは?
「3年という月日を振り返り、本当にいろんな方々に支えていただいて、そして長く辛い日々ではありましたが、今日という日を迎えられたことに心から感謝して、その時を迎えました」
--覚せい剤をやめるためにしてきたことは
「私自身、本当にみじんもそういった気持ちになることはありませんし、きっぱりと断って、今後もまっすぐ前を見て生きていくことしか考えていないので、心配なさらず信じていただけたら幸いです」
--前向きな気持ちになれたのは子供の存在があった?
「色々な気持ちの中で、やはり一番は守るべきものが私にはあるんだと改めて痛感し、本当にその…大切なものを傷つけることのない自分でありたいと思っています」
--介護をやめて芸能界を選んだ理由は
「正直、そのときは本当に何かにすがりたい気持ちで、自分の中で生きていくすべを見つけていくことに必死でした。その選択が一番自分にとって正しい選択だと思って学ばせていただきました。ただ、その学びの中で、表現者としての役割の素晴らしさを改めて感じること、学ばせていただくことがあって、またもう一度、表現する側に自分自身が立ちたいという気持ちが大きくなっていったということが正直あります」
--タトゥーは
「消しました。理由は、あるべきではないと思ったから」
--どうして覚せい剤を選択したのか
「(しばし沈黙し)本当にただ、自分自身が甘い考えでバカだったとしかいいようがありません」
--執行猶予が明ける瞬間はどう過ごした
「家で、息子も起きていてくれて。あとは今まで支えてくれたお友達と電話でお話しながらその時を迎えました」
--これだけのフラッシュを浴びている気持ちは
「11月23日に3年という月日に一区切りをつけさせていただき、この場に座らせていただいたということは、本当に多くのみなさんの温かい愛、私という人間を『前向いて歩いて生きなさい』と言ってくださっている、そのことが今この瞬間に繋がっている。感謝でいっぱいです」
--一番つらい思いをしたのは息子。どう向き合ってきた
「一生懸けて償っていかなきゃいけないので、そのためには親として人として、『お母さん頑張っているんだな』って思ってもらえる背中を見せてあげるように一生懸命生きていくことが…大切だと思います(涙)」
--今の率直な気持ちをのりピー語で表すと
「え、いいんですか(笑)。なんか申し訳ない、いい大人なのに、何言っているんだといわれそうですが、のりピーということで言わせていただけるならば、本当にみなさま“ありがじゅう”とか、恥ずかしい(照れ笑い)。“マンモスうれピー”です。今日という日を迎えられて」
--復帰に当たり、前事務所「サンミュージック」と話し合いは?
所属事務所の廣瀬洋二郎社長「話はすべて済んでいます。金銭面に関しても、本人が迷惑掛けた部分は何年掛かっても返していきます」
--サンミュージックの相澤正久社長とは直接話したか
「ええ。相澤さんとお会いしましたこともありました。デビュー当時からお父さんのように側にいてくれて、いろんなことで傷付けてしまいましたが、気持ちとしては今も変わらず温かく見守ってくださっています」
--復帰について相澤社長は何と
「『頑張れよ』ってどんなときでも言ってくださる方です」
--応援してくれるファンに何と伝えたい
「これから歩んでいく姿を見ていてください。しっかり歩いていきたいと思いますし、1つでも恩返しができるように一生懸命やるので、どうぞこれからも見守っていてください」
--裁判のときに「無職」と答えていたが、今の職業は
「職業? 女優業をさせていただきます」
by a19750601 | 2012-11-24 14:33