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訃報 米倉斉加年



内面をにじませた深みのある


演技で存在感を示した俳優、演出家で画家としても


知られた米倉斉加年(よねくら・まさかね)さんが


26日、福岡市内で亡くなった。80歳。



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福岡県出身。1957年に劇団民芸の演劇研究所に入り、

一時退団したが2000年まで同劇団で活躍した。


名優・宇野重吉に師事し、舞台「桜の園」「ゴドーを待ちながら」などに出演。

芸術座公演「ラブ」ほかの演技で1966年の紀伊国屋演劇賞を受賞した。

森光子主演の「放浪記」「おもろい女」など商業演劇でも活躍。

2007年に劇団「海流座」を結成、出演と演出の両面で力を発揮した。

一方でテレビ、映画にも進出。

NHK大河ドラマ「風と雲と虹と」「花神」「勝海舟」、

NHK連続テレビ小説「藍より青く」、映画「真田風雲録」「動乱」「遥かなる走路」や

「男はつらいよ」シリーズなど多数に出演。

面長の個性的な顔だち、知的な演技で親しまれた。

1970年ごろから絵日記や挿絵を発表し、

76、77年にはイタリア・ボローニャ国際児童図書展で

グラフィック大賞を連続受賞。

83年に出版した絵本「おとなになれなかった弟たちに…」は、

中学の国語教科書にも採用された。



最後の放送収録作品は

2015年3月16日放送予定の

月曜ゴールデン「新・法廷荒らし 猪狩文助 ~終の棲家~」

だった。

by a19750601 | 2014-08-27 07:40 |