佳那晃子・KEIKO・高樹澪…病と闘う女性たち
妖艶な色気で人気を博した
女優の佳那晃子が
「くも膜下出血」で倒れたのは
2013年1月10日のこと。
入院先の病室で、佳那に代わって、
夫で放送作家の源高志氏が
リハビリ生活を語った。
今年の6月でリハビリ生活は3年目に突入します。
状態は日に日によくなっていますよ。
喉に呼吸するための管を入れているので、まだしゃべることはできません。
しかし、まばたきで答えることはできます。
2回まばたきしたら「はい」。
今は月に一度は美容師の先生が病院に来て、髪を切ってくれるんです。
その時、女房の前で、「先生、田舎の宝塚風にしてください」と
冗談を言ったら、無視されました(笑)。
1日のうち、意識があるのはほんの数時間。
というのも、今は脳の負担を減らす関係で、抗けいれん剤を服用しているため。
容体が安定してからは、その薬の量も、
以前の半分に減らすことができて、“会話”ができる時間も増えた。
回復のペースはどんどん速くなっています。
リハビリで重要なのは脳に刺激を与え続けること。
大好きなコーヒーの匂いを嗅がせてやるんです。
まだ飲むことはできませんが、これも大事なリハビリなんです。
倒れた時は、くも膜下出血の症状でも最悪の「レベル5」と言われました。
そこから歩けるまでに回復する患者は、わずか4%だと言われています。
何とかその4%に入れてやりたい。
ずっとそばにいてやりたいけど、入院費用を稼がなければならず、
顔を出せるのは週に4回が精いっぱい。
今住んでいる市営団地からこの病院まで往復で96キロ。
軽自動車の走行メーターを見たら、この2年足らずで4万キロも走っていました。
寂しくないように帰る時は
大好きな映画をかけてあげるんです。
年内には車椅子に乗れるまでに回復してほしい。
女房が倒れた時、「あと20年ください」と神様に祈った。
5年で回復したら、あとの15年をどうすればいいか。
女房のことだから、同じ病気に苦しむ人のために、
全国の病院を励ましに回りたいとか言いだすんじゃないかな。
佳那と同じく、13年に発症した「くも膜下出血」から復活を
目指すのは、歌手のKEIKO。
2月9日には夫の小室哲哉が、夫婦水入らずで
カラオケに出かけた時の様子をツイッターにアップした。
音楽関係者が彼女の近況を明かす。
「小室さんの『また一緒に音楽をやろう』と
いう言葉に応えるように、
都内の施設でリハビリに励み、外泊できるまで回復している」
globe結成20周年。節目の年にステージで元気な姿を見せてほしい。
難病から完全復活を果たしたのが女優の高樹澪。
片側顔面けいれんを患い、03年に芸能活動を休止後、
大手術を乗り越え、ドラマや舞台で活躍中だ。
舞台「新銀幕愚連隊」(銀座博品館劇場/5月8日~)の
稽古の真っ最中という高樹に代わり、所属事務所の成田忠幸社長が語る。
「元気で健康体そのものです。一昨年に結婚して
家庭ができたことも大きい。旦那さんも澪の仕事に理解のある方で、
心の支えにしているようです」
by a19750601 | 2015-05-02 13:40